黄金比研究所Golden Ratio Lab

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自然の比率

7本の研究ノート

1:1公転と自転が等しい境目

もうひとつの最適比自然

火星の衛星は、なぜ一方だけ落ちていくのか ― 境目は自転の24時間37分

2026年10月20日、探査機MMXがフォボスへ向けて打ち上げられました。火星には衛星が2つあり、一方は火星に落ちつつあり、もう一方は遠ざかっています。向きを決めているのは、公転周期を自転周期で割った値が1より小さいか大きいかです。

2026年10月25日

1:50臨界エディントン比

もうひとつの最適比自然

ブラックホールのジェットは、なぜ「2%」で噴き出すのか ― 10万倍の質量差をまたぐ比

星を飲みこんだブラックホールが、数百日から数千日もたってから二度目の電波ジェットを噴き出します。引き金は、餌の量が「重力と放射圧が釣り合う限界の約2%」まで落ちることだとされます。質量が10万倍違っても同じ割合です。

2026年10月18日

ほぼ 100:0自己触媒が行き着く鏡像の比

もうひとつの最適比自然

1000万分の5の偏りは、なぜ99.5%超にまで広がるのか ― ノーベル賞の自己触媒反応

2026年のノーベル化学賞は、鏡像の分子の片寄りを研究した2人に贈られました。硤合憲三さんの反応は、1000万個に5個しかない差を、3回の操作で399対1以上まで広げます。その仕組みを、比の変化として追います。

2026年10月12日

L:d細長比(長さ ÷ 太さ)

もうひとつの最適比自然

トゲや牙は、なぜ細いほど良いわけではないのか ― 折れにくさを決める細長比の2乗

サボテンのトゲからゾウの牙まで、自然界の「刺す道具」143個を比べた研究が2026年に発表されました。細く尖らせるほど刺さりやすくなりますが、折れにくさは細長比の2乗で落ちます。最適な形がひとつに決まらない理由を計算で確かめます。

2026年9月25日

120°3枚の壁が出会う角度

もうひとつの最適比自然

ハチの巣は、なぜ六角形なのか ― 壁が3本ずつ120°で出会うと、ろうが最も少なく済む

同じ広さの部屋を隙間なく並べるとき、壁の総延長が最も短くなるのは正六角形です。正方形より約7%短く済みます。決め手は壁が3本ずつ120°で出会うこと。2000年越しの証明と、2026年の実験でわかったハチの作り方を紹介します。

2026年9月24日

1:0.978秋分の日の昼と夜の比(東京)

俗説検証自然

秋分の日は、なぜ昼と夜が同じ長さにならないのか ― 太陽の上のふちと大気がつくる16分

2026年の秋分の日は9月23日。「昼と夜がちょうど同じ長さになる日」と習いますが、東京の昼は12時間8分、夜は11時間52分。約16分のずれは、太陽の大きさと大気が生みます。計算で確かめます。

2026年9月16日

137.5°黄金角

黄金比自然

ひまわりの種は、なぜ137.5°ずつ並ぶのか ― 黄金角が種を「むらなく詰める」理由

ひまわりの種は、一粒ごとに約137.5°回った位置に並んでいます。この「黄金角」は、円を黄金比で分けた角度。なぜこの角度だと種がむらなく詰まるのか。数学と植物学、そして657本を数えた市民調査から確かめます。

2026年9月11日